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■自作歌詞[批評・意見交換]掲示板 |
辛口歓迎!?悪口厳禁× よりディープに語りたい作詞者様向けの板です◎ |
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■タイトル:カッター ご批評いただけたら幸いです |
NO:82 |
投稿者:フリーク |
IP:182.165.101.103 |
2021/08/23 12:25:47 |
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大きな捻れが僕を巻き込んで 誰にも分からないように僕を壊した 頭に黒いものがこびりついたまま 傷のない両足を引きずって歩く
救難信号は出せるんだけれど 助けが来ないのは分かりきってるんだ 弱虫の僕にしかつかないようなヒビは 外側の誰かには見えもしないんだ
だから 僕はカッターを使うんだ もう戦いたくなんてないんだ 鈍感な人にも見つけてもらえるよう 深く鋭く切り裂いておくんだ
黒いものが目と耳にうつったみたいで 雨上がりの虹ですら濁って見えるんだ 部屋にこもってても人を傷つけるだけで 耳が壊れるような町に飛び出すしかないんだ
だから 僕はカッターを使うんだ もう声も顔も忘れていたいんだ 体中真っ赤に上書きできるよう 深く鋭く切り裂いておくんだ
傷口と足枷が増えていく 赤を黒の上に塗ったって もっと汚くなるだけだ そう、分かってる 分かってるんだ…
口をこじ開けて出すメーデー 青くなっていく君 そして僕 耳に届く言葉は震えていたけど 久しぶりに白が響いた気がするんだ…
だから 僕はカッターを使わないんだ まだずっと黒の方が濃いけど できる限り綺麗な色にできるよう 浅く柔らかく君と触れ合うんだ 僕はカッターを使わないんだ わざわざ黒に染まらなくたって 元の僕の色に戻れるよう 浅く柔らかく君と触れ合うんだ
僕は 僕は 僕は もうカッターは使わないんだ |
■タイトル:自己解放/自己確認の域から脱せない感で留まっている様に視えて… |
NO:82-1 |
投稿者:WindzBlue |
IP:153.232.166.100 |
2022/10/02 16:39:35 |
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主人公の周囲の何らかに絶望して、自虐/自傷/自害…か何かを実行せんとする登場人物、と見えますが、 しかし、書き手さんの中だけで成り立っていて、どうにも傍目になかなか伝わらない感が先に立ちまして…。
「傷のない両足を引きずって歩く」 冒頭4行目にしてこの節を見て、もぅ既に主人公は死んでしまったのか? だから、既に実体のなくなった足を引き摺って…なのか?とかと想像しつつ、読み進め、
2ブロック目なんかは結構良さそうに視えながらも、しかし、 どうにも固くて、抽象的感が先に立ち、
カッターは、刃物、武器になるアイテムですが、 「もう戦いたくなんてない」 と主人公は訴えている、となると、 「深く鋭く切り裂いておく」と言っているという事は、主人公自身にその刃を向けるという事、と見ますが、
2番?に入ってくると、ますます抽象感が増し、 赤、黒、白、青…と次々に色で例えられた対象が増えて、 終盤に差し掛かると、「僕はカッターを使わないんだ」と言っている。
カッターという印象の伝わりやすいアイテムをこの作品の象徴に用いつつも、 使いたいのか?使わないのか? 主人公自身が自分の置かれた状況の中でどうしたいとしているのか?という、混沌感があり。
書き手さんの中では成立している物語なのかと思われますが、中盤以降はほぼ判らず、でした。
苦言、失礼致しました。頑張ってください。 |
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