『花火』 いつも暗い歌詞ばかり書いているのでたまにはポップなものをと思い書きました。 失恋した女の子の切ない歌です。ポップな切なさってありますよね。
花火
肌寒い空に夢のかけらがポップコーンみたいに弾けて消えた もし君が隣にいたならこの景色も違って見えたのかな 周りを見れば空に照らされて幸せそうな顔が並んでる もし君が隣にいたならあの人並みに混ざっていれたのかな
少し前のこと君は突然私の前に現れて 少し前にきて私の頭に手を置いて微笑んだ
その気がないならその気にさせないで 君の顔を見るだけで いろんな言葉が浮かんでは消えた そんな日々を返して それができないっていうならせめて私と一緒にいてくれないかな
和風な人たち二人で仲良く靴音でしっとりとリズムを刻む もし君が隣にいたならあんな姿で歩けてたのかな ふと気づいた風に流されて煩く響く虫の声 もし君が隣にいたならこの音も違って聴こえたのかな
少し先のこと想像しては胸を躍らせていたけど 少し先走り過ぎちゃったような気がしてはいるの
でもその気がないならその気にさせないで 君の声を聴くだけで いろんな傷がいつの間に癒えた 今は傷だらけだけどね 責任をとるっていうならせめて私と一緒にいてくれないかな
帰り道 一人きり ボリュームを上げてみても 無意識に リズムを刻んだり口ずさんだりはできそうにない
どんな言葉もどんな人も私を慰めることはできない ただ君一人を除いては
その気がないならその気にさせないで 君を思い出すだけで 悲しくなったり嬉しくなったり もうわからなくなるよ 壊したのが君ならばせめて元どおりに治してくれないかな
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