全体的に、少々辛口に言えば、話し言葉的普段の話の延長気味な内容に視え、冒頭から終始、あまり流れに展開の感じない、そのままのテンションのまま結びまで行き着いてしまっている感があり、これなら文章量半分ほどでも良いかなと思えるものでした。
まず、各ブロックの文章量が、内容の割には多いですね。
冒頭、主人公は男性だと視ましたが、 2ブロック目の 「大事に思えるのは初めて“なの”」とあり、 アレ?主人公は女性だったの?と思ってしまいました。こういう細かいところは大事ですよ。
2番と思しき箇所のブロックの、 『そういうと君は、「いや、分からないよ?」って茶化すんだ 僕は本気の本気だよ』 というところを読んで伝わってくるのは、女性側はまだそれほど熱が高まってない感が描かれているのに対し、 『「おはよう」とか「おやすみ」を 言い合えるようになろうね』等々、 主人公の、若干一人芝居的先走り的な高揚が箇所箇所で視られ、それらの箇所だけ飛躍した表現が伝わり、後は何というか、世間話的ニュアンスの文面が並び、アンバランス感が目立ち、そして全体的には出来上がった世に送り出す作詞としての完成度までは見出だせず終いで終わっている感でした。
これだけの文章量が使われているなら、冒頭、つなぎ、サビの盛り上がりと、テンション変動を交えて濃密さの演出を加えて完成させたいところですね。
苦言失礼致しました。頑張ってください。 ==============
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